Q14 ピンクゴールドって「K18」しかないのですか?
「K14」や「K12」のピンクゴールドってないのですか?
(ホームページからのお問合せ)
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A14
.正直のところ、殆ど見かけません
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◆K18とは? |
純金のことを「K24」と表示します。つまり
ほぼ100%純金が占めているのです。
と言うことは「K18」は、18÷24の割合、
18/24=0.75、つまり75%が純金で残り
25%は純金以外の金属でできていると
いうことを表します。
ちなみに、「K14」だとが58.3%、「K12」だと
50%の純金が含まれているのです。
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この「純金以外の金属」の事を「割金(わりがね)」と呼びます。
実は、金の色合いは「割金」によって違ってくるのです。 |
◆ピンクゴールドは? |
ピンクゴールドについて説明すると、割金は銅を主体に銀、パラジウム等を
使っています。そう、銅の赤色がピンクゴールドの柔らかなピンク色となって
出ているのです。 K18のピンクゴールドは、広く取り扱われています。しかしK14やK12のピンクゴールドは、殆ど見かけないと言うのが実情です。
これはなぜなのでしょうか?前述した通り、K14/12等の金は割金の比率が
高くなっています。ピンクゴールドに含まれている銅や銀の割合もそれに
比例して高くなります。 |
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銅や銀は空気に触れると酸化し易く変色
してしまいます。金は絶対に変色する事は
ありませんが、銅・銀を多く含むピンク
ゴールドとなると影響が大きく、やはり変色
し易くなってしまうのです。また割金の
比率が高くなると、加工し難いという事も
問題となります。このような理由から製品と
しては使用されていないものと思われます。 |
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