Q : 指輪がきつくなってしまいました。どのようにサイズを直すのでしょうか?
A : クラフトマンが一つ一つを手作業で直しています。
クラフトマンの丁寧な仕事
ジュエリーショップの店頭に並んでいるジュエリーは標準サイズの#11、#12の指輪がほとんどです。そのままピッタリサイズの方もいらっしゃいますが、多くの方の場合はお客様に合ったサイズにお直しをします。ほんのわずかのサイズ変更…でも、棒でたたいて伸ばすような事はしません。クラフトマンが糸鋸等を使い、指輪の下部をカットして素材の地金を削ったり足したりします。その後、ローで切れ目をつなぎ、綺麗に仕上げ、継ぎ目の分からない指輪となります。
デザインによることも
指輪のデザインによっては、サイズ直しの出来ないものもあります。指輪の全周に石が入っているものや、2種類以上の地金が使われているコンビのリングなどです。指輪の負担を考えると、大幅なサイズ変更も好ましくありません。指輪が伸びたり縮んだりすることで、留まっている石が緩む事もあるためです。サイズ直しがどの程度可能なのかは専門のジュエリーショップでご相談ください。購入したお店へ行けば間違いないでしょう。
サイズ直しの料金は?
料金は、サイズ詰めより、伸ばしの方が高額になります。素材も18金よりプラチナの方が若干割高です。最近増えているK18ホワイトゴールドの指輪は「ロジウム仕上げ」が必要となり、プラチナよりも料金がかかります。