Q : 姉の海外土産でもらった金のネックレスを着けて温泉に入ったら変色してしまいました。銀製品は温泉でダメなのは聞いていましたが金なのに…このネックレスは偽物なのですか?
A : 本物の金でも、温泉の成分によっては変色します。
変色することもあります
正確には、きちんとそのものを見せて頂かなければ偽物かどうかの判断はつきかねますが、本物の金のネックレスでも温泉の泉質や身に着ける方の体質などにより変色する事があります。
なぜ変色するの?
日本ではK18が主流ですが、アメリカではK14、東南アジアではK22やK24(純金)が一般的です。そこで「何故 変色するのか?」ですが、実は金の純度に拠るのです。金の純度は24分法で表し、K18は75%が純金、残りの25%は銀や銅が含まれています。その銀や銅が酸化して黒ずみが発生するのです。特に草津や蔵王と言った温泉の硫黄成分に良く反応してしまい、金の純度が低いほど変色しやすくなります。
変色してしまったら…
変色してしまったら、もう着けられない…なんて思っていませんか?心配ご無用です!そう言った場合は「イオン電解装置」できれいに元通りになります。これは、ジュエリーショップなどでクリーニングの為に設置している機器で、良心的なショップであればサービスでクリーニングしてくれると思います。当店にも置いてありますので、よろしければご相談下さい。ちなみに、プラチナジュエリーであればどんな温泉でもOKです!
クリーニングの様子
イオン電解装置で あっという間にもとの輝きを
取り戻します。
クリーニング後
上のネックレスがクリーニング後のものです。
クリーニング前の下の物を比べ、輝きが違うのが
お分かりいただけますか?